WordPress で SEO に最適なパーマリンクにするために最初に設定すべきこと

WordPress で SEO に最適なパーマリンクにするために最初に設定すべきこと

WordPress を始めるときに、まず初めに注意して設定しなければらならない項目の1つがパーマリンクです。

パーマリンクとは、ブログの個々の投稿、カテゴリーなどの投稿一覧ページへの恒久的(半永久的)な URL です。(WordPress Codex パーマリンクの使い方

WordPress では、このパーマリンクやアーカイブの URL 構造をカスタマイズすることで、個々のページの URL をキレイに分かりやすいものにすることができます。

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SEO に最適な URL とは

SEO (検索エンジン最適化) 的には、URL は次のようなことが重要です。

  • サイトの階層が分かりやすい(コンテンツのまとまりごとに固有の URL がある)
  • コンテンツの情報が分かりやすい

これは検索エンジンに限らず、ホームページを見てくれる読者にとっても同じことが言えます。

WordPress には、あらかじめカテゴリータグを作成する機能があり、個々の投稿を作成する際に関連するカテゴリーやタグを設定することができます。

このカテゴリーやタグの名前が個々の投稿の前に来るような URL 構造にすることで、各投稿がどのカテゴリーやタグに含まれているのか分かりやすくなるため、SEO 的にも最適な URL の1つと言えるでしょう。

なぜ、初めに設定すべきなのか

WordPress でパーマリンクの設定を変更すると、サイト内全ての記事のURLが変更されてしまいます。

パーマリンク設定を変更すると、それまでに投稿した記事についたリンクや、Facebook や Twitter など SNS でのシェアされた URL も変更されてしまうため、それまでの「いいね!」などの評価が全てクリアされてしまいます。

さらには、Google などの検索エンジンにインデックスされた記事の URL も変更されるため、SEO 的にもそれまでに評価された記事の検索順位が変わるリスクもあります。

そのため、初めにしっかりとサイト内の URL 構造をしっかりと決めてパーマリンク設定することこそが、SEO 的に重要となるわけです。

WordPress でのパーマリンク設定

WordPress ではパーマリンク設定のカスタム設定で、URL をカテゴリー名がホスト名の後に来るように設定することができます。

具体的には、WordPress のダッシュボードのメニューから、[設定] – [パーマリンク設定] を選択し、「一般設定」 にある「カスタム構造」を選択し、URLを以下のように設定します。

(サイト名)/%category%/%postname%

%category% はカテゴリー名、%postname% は投稿の投稿名が入ります。
投稿名の部分(%postname%)については、「投稿の編集」で編集することができるので、投稿の都度、内容に合った URL を設定するように意識するといいです。

これによりサイトの階層が分かりやすくなり、URL も SEO 的に分かりやすいものにすることができます。

カテゴリーベース・タグベースの省略

カテゴリーやタグのアーカイブページに設定される URL も上記の考え方に合わせて、分かりやすく設定した方が SEO 的に良くなります。

[パーマリンク設定] の「オプション」に、カテゴリーページや、タグページの URL 構造の設定があります。

カテゴリー・タグの URL 構造をカスタマイズすることもできます。たとえば、カテゴリーベースに topics を使えば、カテゴリーのリンクが https://www.htkyama.org/topics/uncategorized/ のようになります。

SEO 的にオススメなのが、カテゴリーベースやタグベースを省略することです。
その方が、URL 構造的にカテゴリーページやタグページにも一貫性を持たせることができ、分かりやすくなると思います。

カテゴリーベースやタグベースを省略するには、カテゴリーベースやタグベースの設定に「 . 」(ピリオド)を入力することで省略することが可能です。